松山バッハ合唱団の紹介
松山バッハ合唱団 (Bachchor Matsuyama) は1978年2月に主宰者橋本眞行により創立された市民合唱団で、その名の通り、主としてJ. S. バッハの音楽を研究・演奏・紹介することを活動の中心にしています。バッハの音楽とそれを演奏できる環境とを地域(松山/愛媛/四国)に根付かせたいと考え、公演では当初から合唱だけでなく常にオーケストラ・声楽・鍵盤等との共演を果たし、地方都市ではなかなか実現しにくいこれら各ジャンルの音楽的融合を図る努力を続けています。特に演奏会の都度編成されるオーケストラは、必ずバッハ演奏のスペシャリストを中央より招聘すると同時に、学途上の若人を含めて編成しており、毎回地元音楽界の注目を集めています。演奏はカンタータ・モテット・ミサ曲・オラトリオなどの声楽作品が中心で、公演のほか教会での奉仕演奏やチャリティ演奏なども数多く行ってきました。
最近では、本拠地である松山市とドイツ/フライブルク市との姉妹都市調印後、フライブルクバッハ合唱団(Freiburger Bachchor)との交流を積極的に推進し、姉妹都市交流演奏会の開催(1995、1998、2000、2002年)やフライブルクで開催された新バッハ協会(Neue-Bachgesellschaft)主催のBachfestへの参加(1996年)などを通じて、現代ドイツの音楽の息吹を吸収しながらレベルの向上を目指しています。