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第5回松山・フライブルク姉妹都市交流演奏会のご報告
(2014年8月17日更新)
(松山・フライブルク姉妹都市提携25周年記念/両バッハ合唱団交流20周年記念)
20年来音楽交流を続けてきたフライブルクバッハ合唱団(50名)が来日し、松山で5回目となる姉妹都市交流演奏会が下記の通り開催され、約600名の聴衆の皆様に楽しんでいただきました。今回指揮を予定していたフライブルクバッハ合唱団・管弦楽団芸術監督のハンス・ミヒャエル・ボイァーレ氏が体調不良により来日できなくなり、急遽当団指揮者の橋本眞行が指揮を執りました。
- 演奏会名:第5回松山・フライブルク姉妹都市交流演奏会
- 開催日時:2014年6月15日(日) 開演15時30分 (開場15時)
- 開催場所:松山市民会館大ホール
- 演奏曲目:
G.F.ヘンデル(G. F. Händel)作曲
「メサイアMessiah」HWV56 - 出 演 者:
指 揮 橋本 眞行(松山バッハ合唱団主宰・指揮)
独唱者 ソプラノ 清野 友香莉
アルト 青木 洋也(カウンターテノール)
テノール 鏡 貴之
バス 新見 準平
合 唱 松山バッハ合唱団スペシャル/フライブルクバッハ合唱団
管弦楽 松山バッハ管弦楽団(コンサートマスター 相原 千興)
チェンバロ 大澤 宣晃
オルガン 中村 証二
ドイツ・フライブルク市での演奏会のご報告
(2013年11月1日更新)
2013年10月19日に、1994年以来音楽交流を続けているフライブルクバッハ合唱団とフライブルク市コンツェルトハウスにて、バッハの「ロ短調ミサ(BWV232)」を合同演奏いたしました。
H.M.ボイァーレ フライブルクバッハ合唱団・管弦楽団 芸術監督の指揮による繊細かつ彫りの深い音楽作りで、ソリスト・オーケストラ・合唱が一体になった感動的な演奏となり、約1,500名の聴衆から大変好評が 得られました。
この演奏会は松山市とフライブルク市の姉妹都市提携25周年を 記念し祝うものとして位置づけられており、フライブルクバッハ合唱団はもとより、多くの市民の皆さんと両市の深い絆が感じられた演奏会になりました。
来年6月にはフライブルクバッハ合唱団がボイァーレ氏とともに来日し、松山でヘンデルの「メサイア」を合同演奏いたします。
松山バッハ合唱団第42回定期演奏会のご報告
(2013年9月13日更新)
J.S.バッハの263回目の命日にあたる2013年7月28日に第42回定期演奏会が開催されました。
あいにくの雨の中、演奏会場日本キリスト教団松山教会礼拝堂に満席となる252名のお客様をお迎えし、バッハのカンタータ、モテットと、バッハに影響を与えたブクステフーデ、べーム、パッヘルベルのオルガン作品を楽しんでいただきました。
同教会は四国では数少ないパイプオルガンが設置されている教会で、オルガニスト中村証二氏の考え抜かれ、変化に富んだレジストレーション(ストップ選択)はパイプオルガンを聴く楽しさを存分に感じさせるもので、大変ご好評をいただきました。 また、元々礼拝の中で演奏されていたカンタータやモテットは、礼拝堂で演奏できたことによって本来の姿を示すと同時に、若手中心のソリストやオーケストラの皆さんの熱演により作品の持つメッセージが適切に伝わりました。 更に、ここ数年改善しつつある合唱の響きが礼拝堂の静謐な空気や音響に相応しいことが確認でき、多くのお客様からも礼拝堂での演奏を継続することについて強いご要望をいただきました。
今後も皆様方にバッハの作品をお楽しみいただきたいと願っています。雨の中ありがとうございました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第42回定期演奏会
- 開催日時:2013年7月28日(日)
- 開催場所:日本キリスト教団松山教会礼拝堂
- 演奏曲目:J.S.バッハ
・カンタータ93番「ただ神のみ旨に従う者は」 BWV93
Wer nur den lieben Gott laesst walten
・カンタータ194番「待ち望みし喜びの祝いよ」 BWV194
Hoechsterwuenschter Freudenfest
・モテット2番「聖霊は我らの弱きを助けたもう」 BWV226
Der Geist hilft unser Schwachheit auf
&「バッハへの道-べーム・パッヘルベル・ブクステフーデのオルガン作品」 - 出演者:
独 唱 ソプラノ 藤井 冴
アルト 豊田 将史(カウンターテノール)
テノール 津上 崇
バス 松田 亜蘭
管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原千興)
合 唱 松山バッハ合唱団
オルガン 中村 証二
指 揮 橋本 眞行
松山バッハ合唱団創立35周年記念 第41回定期演奏会のご報告
(2013年2月1日更新)
2013年1月6日に創立35周年記念第41回定期演奏会が開催されました。
創立35周年記念第1弾として昨年4月に演奏した「ヨハネ受難曲」に続き、その第2弾として2013年1月6日に「クリスマスオラトリオ」(全曲)を演奏しました。
3時間を超える演奏時間になりましたが、500名の聴衆の皆様方に温かく支えられて歌い通すことができました。聴衆の皆様に厚く御礼申し上げます。
今回もソリストやオーケストラに、全国各地から日本を代表する演奏家・気鋭の若手演奏家の方々、バッハをこよなく愛する方々にご参加いただくことができましたので、より安定した楽しめる演奏になったものと思われ、お蔭様でご好評を賜りました。
合唱もようやく、「ヨハネ受難曲」に引き続きそれなりの存在感を示せたのではないかと感じられましたが、引き続き完成度を高める努力が必要であることも思わされました。
今後もよりレベルの高い演奏を目指して努力したいと思っています。今後ともご一緒にバッハを楽しんでいただければ幸いです。
- 演奏会名: 松山バッハ合唱団創立35周年記念第41回定期演奏会
- 開催日時:2013年1月6日(日)
- 開催場所:松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
- 演奏曲目:J. S. バッハ 「クリスマスオラトリオ」全曲
Weihnachts-Oratorium BWV248 - 出 演 者:
独 唱 ソプラノ 清野 友香莉
アルト 青木 洋也(カウンターテノール)
テノール 鏡 貴之
バス 新見 準平
管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原千興)
合 唱 松山バッハ合唱団
オルガン 中村 証二
チェンバロ 大澤 宣晃
指 揮 橋本 眞行
松山バッハ合唱団創立35周年記念 第40回定期演奏会のご報告
(2012年6月10日更新)
2012年4月1日に創立35周年記念第40回定期演奏会が開催されました。
お蔭様で、今年2月から35年目の活動に入り、これを記念してバッハの大作「ヨハネ受難曲」を取り上げました。ソリストやオーケストラの皆様方に助けられて、2時間にも及ぶドラマを歌い通すことができたことを団員一同喜んでいます。
年度替わりのお忙しい時期にも拘わらず562名ものお客様にお越しいただくことができ、「今までで一番良かった。」、「感動して涙が出た。」などの好評を賜りました。ご来場くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
皆様方の温かいお気持ちとまなざしで私たちを見てくださるがゆえのご好評と思われますが、私たちにはまだまだ十分な「伸びしろ」があり、更なる高みへと向かわないではおられません。毎回「今までで一番良かった。」と感じていただけるよう、今後も努力したいと思っています。今後ともご一緒にバッハを楽しんでいただければ幸いです。
次回第41回定期演奏会も創立35周年記念の第2弾として2013年1月開催を計画中です。ご案内まで今しばらくお待ちください。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団創立35周年記念 第40回定期演奏会
- 開催日時:2012年4月1日(日)
- 開催場所:愛媛県県民文化会館サブホール
- 演奏曲目:J. S. バッハ 「ヨハネ受難曲」Johannes-Passion BWV245
- 出 演 者:
独 唱 福音史家
/テノール 頃安 利秀
イエス 河野 克典
ソプラノ 本島 阿佐子
アルト 豊田 千恵子
バス 水野 賢司
管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原千興)
合 唱 松山バッハ合唱団
(賛助出演:バッハカンターテンコア)
オルガン 中村 証二
チェンバロ 大澤 宣晃
指 揮 橋本 眞行
松山バッハ合唱団第39回定期演奏会のご報告
(2011年6月27日更新)
2011年5月29日に第39回定期演奏会が開催されました。
台風の接近により開催が危ぶまれましたが、雨の中314名ものお客様をお迎えすることができました。ご来場くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
今回取り上げたカンタータは、多様な手法で作曲され変化に富むバッハ初期の、またリコーダーやヴィオラ・ダ・ガンバ等の色彩感豊かな器楽編成を伴うこともあって大変人気があり、バッハを知るには最もふさわしい作品です。多くのお客様から好評をいただくことができましたことを団員一同喜んでいます。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第39回定期演奏会
- 開催日時:2011年5月29日(日)
- 開催場所:松山市民会館中ホール
- 演奏曲目:J. S. バッハ
・カンタータ106番「神の時こそいと良き時」
Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit BWV106
・カンタータ131番「主よ、深き淵よりわれ汝に呼ばわる」
Aus der Tiefen rufe ich , Herr, zu dir BWV 131
・カンタータ182番「天の君よ、汝を迎えまつらん」
Himmelsk?nig, sei willkommen BWV182
・カンタータ199番「わが心は血の海に漂う」
Mein Herze schwimmt im Blut BWV 199 - 出 演 者:
独 唱 ソプラノ 高橋 節子(高ははしごたか)
アルト 豊田 千恵子
テノール 頃安 利秀
バス 小原 浄二
管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原千興)
合 唱 松山バッハ合唱団
オルガン 大澤 宣晃
指 揮 橋本 眞行
次回は、いよいよ創立35年記念第40回定期演奏会で「ヨハネ受難曲」を演奏いたします。ご期待ください。
ドイツ・フライブルク市での演奏会のご報告
(2010年12月10日更新)
2010年10月24日ドイツ・フライブルクバッハ合唱団との合同演奏会がドイツ・フライブルク市にて行われました。
松山から参加してフライブルク市で開催される姉妹都市交流演奏会は今回で4回目(松山での開催を含めると通算8回目)ですが、今回は同じくフライブルクの姉妹都市イタリア・パドヴァから同地の音大合唱団Coro da Camera del Conservatorio Pollini di Padovaおよびパドヴァを拠点とするオーケストラOrchestra di Padova e del Venetoも参加した、3姉妹都市合同のプロジェクトになりました。演奏会の概要は下記の通りです。
- 演奏会名:フライブルク/松山/パドヴァ姉妹都市交流演奏会
- 開催日時:2010年10月24日(日)
- 開催場所:フライブルク市コンサートホール
- 演奏曲目:
メンデルスゾーン作曲 交響曲第2番「賛歌」(合唱付)
同 詩編42編
同 Kyrie ニ短調 - 出 演 者:
指揮 Hans Michael Beuerle
独唱ソプラノ Katharina Persicke
ソプラノ Johanna Winkel
管弦楽 Orchestra di Padova e del Veneto
合唱 Freiburger Bachchor
松山バッハ合唱団(Bachchor Matsuyama)
Coro da Camera del Conservatorio Pollini di Padova
指揮者のH.M.Beuerle氏は、明確な音楽設計と卓越した指導により3つの合唱団を一つの合唱団にまとめ上げられ、演奏会では約1000人の聴衆が終演まで物音ひとつさせずに聴いてくださり、演奏者・聴衆が一体になった、緊張感あふれるドラマティックな演奏が実現しました
松山バッハ合唱団第38回定期演奏会のご報告
(2010年5月25日更新)
2010年2月21日(日)、松山バッハ合唱団第38回定期演奏会が松山市民会館中ホールで開催されました。多くの皆様方にご来場いただき好評のうちに終演することができました。誠にありがとうございました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第38回定期演奏会
- 開催日時:2010年2月21日(日)
- 開催場所:松山市民会館中ホール
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・カンタータ94番「この世に何を求めんや」 BWV 94
・カンタータ67番「イエスキリストを記憶に留めよ」 BWV 67
・オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 BWV 1060R
・ミサ曲ト長調 Missa G-Dur BWV 23 - 出 演 者:
-独唱 ソプラノ 山田 英津子
アルト 豊田 千恵子
テノール 頃安 利秀
バス 薦田 義明
-独奏 オーボエ 尾崎 温子
ヴァイオリン 相原 千興
-管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原千興)
-合唱 松山バッハ合唱団
-オルガン/チェンバロ 中村 証二
-指揮 橋本 眞行
松山バッハ合唱団第37回定期演奏会のご報告
(2009年7月13日更新)
2009年6月14日(日)、松山バッハ合唱団第37回定期演奏会が愛媛県生涯学習センター県民小劇場ホールで開催されました。多くの皆様方にご来場いただき好評のうちに終演することができました。誠にありがとうございました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第37回定期演奏会
- 開催日時:2009年6月14日(日)
- 開催場所:愛媛県生涯学習センター県民小劇場ホール
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・カンタータ144番「おのがものを取りて往け」
・カンタータ66番「喜べ、汝らの心よ」
Erfreut euch, ihr Herzen BWV 66
・2つのヴァイオリンのための協奏曲二短調
Violinkonzert d-Moll BWV 1043
・カンタータ187番「彼らみな汝を待ち望む」
Es wartet alles auf dich BWV 187 - 出 演 者:
-独唱 ソプラノ 山田 英津子
アルト 豊田 千恵子
テノール 頃安 利秀
バス 薦田 義明
-独奏 ヴァイオリン 相原 千興/乗松 美生
-管弦楽 松山バッハ管弦楽団 (コンサートマスター 相原 千興)
-合唱 松山バッハ合唱団
-チェンバロ 大澤 宣晃 オルガン:安積 道也
-指揮 橋本 眞行
松山バッハ合唱団第36回定期演奏会のご報告
(2008年11月30日更新)
2008年11月24日(月・祭日)、松山バッハ合唱団第36回定期演奏会が松山市民会館中ホールで開催されました。多くの皆様方にご来場いただき好評のうちに終演することができました。誠にありがとうございました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第36回定期演奏会
- 開催日時:2008年11月24日(月・祭日)
- 開催場所:松山市民会館中ホール
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・カンタータ40番「神の子の現われたまいしが」 BWV 40
・ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 Violinkonzert E-Dur BWV 1042
・マニフィカート Magnificat BWV 243/243a
松山バッハ合唱団第35回定期演奏会のご報告
(2008年6月10日更新)
2008年6月8日(日)、松山バッハ合唱団第35回定期演奏会が松前総合文化センターで行われました。遠いところご来場いただき誠にありがとうございました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第35回定期演奏会
- 開催日時:2008年6月8日(日)
- 開催場所:松前総合文化センター
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・復活祭オラトリオ Oster-Oratorium BWV 249
・ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Violinkonzert a-Moll BWV 1041
・昇天祭オラトリオ(カンタータ11番) Himmelfahrts-Oratorium BWV 11
松山バッハ合唱団第34回定期演奏会のご報告
(2008年1月22日更新)
2008年1月13日(日)、松山バッハ合唱団創立30周年記念演奏会が愛媛県生涯学習センター県民小劇場ホールで行われました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第34回定期演奏会
- 開催日時:2008年1月13日(日)
- 開催場所:愛媛県生涯学習センター県民小劇場ホール
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・クリスマスオラトリオ4部~6部(新年用)
Weihnachts-Oratorium BWV248 (IV~VI)
当日は、クリスマスオラトリオに先立ち、新調オルガンの披露をいたしました。松山バッハ合唱団では、四国でいつでもバッハの声楽曲が演奏できるように、ポジティブオルガンを新調しました。貸し出し(レンタル)もできますので、詳細はこちらのページをご覧ください。
松山バッハ合唱団第33回定期演奏会
(第4回松山・フライブルク姉妹都市交流演奏会)のご報告
(2007年6月8日更新)
2007年6月3日(日)、第4回松山・フライブルク姉妹都市交流演奏会(松山バッハ合唱団創立30周年記念)が、松山市民会館大ホールで行われました。
- 演奏会名:松山バッハ合唱団第33回定期演奏会
(第4回松山・フライブルク姉妹都市交流演奏会) - 開催日時:2007年6月3日(日)
- 開催場所:松山市民会館大ホール
- 演奏曲目:J.Sバッハ
・マタイ受難曲 BWV244
松山バッハ合唱団第32回定期演奏会の御報告
(2006年8月5日更新)
2006年6月25日(日)、松山バッハ合唱団第32回定期演奏会が愛媛県松山市、日本キリスト教団松山教会礼拝堂で行われました。
フライブルク市での演奏会の御報告
(2005年2月14日更新)
2004年11月14日ドイツ・フライブルクバッハ合唱団との合同演奏会が
ドイツ・フライブルク市にて行われました。
2004年11月16日のドイツの新聞より(日本語訳:H. Yukiko)
光輝く響き(Bachchor Freiburg と Matsuyama Bachchor によるブラームス)
コンサートの最後では、指揮 Hans Michel Beuerle 氏は日本からの音楽仲間、この晩すばらしい共演者となった Matsuyama Bachchor主宰、橋本眞行氏を抱きしめた。松山とフライブルクの合唱団の交流は10年になるが、ほぼ売り切れ状態であった Konzerthaus で今回 Johannes Brahms のドイツレクイエムを共演し成功を収め、新たな交流の証しとした。
150人からなる合唱を聞く機会はそうないだろう。 Hans Michel Beuerle 氏は合唱の力を大げさなものとして使うという危険をおかすことはなかった。この音楽解釈は効果を期待したわけではなく常に繊細なものを追求していた。 Beuerle 氏は合唱を普段聞かない形で取り込んでいた。ユニゾンで始まる冒頭 'Denn alles ist Fleisch, es ist wie Gras' まずフォルテでそして数小節後にはピアノでと;6楽章のダイナミックの頂点でも合唱の響きは決して無理がなかった。ものすごい響きのなかでも、歌手(合唱)が限界を超えるということはなかったと思う。響きはフォルテのなかでも、丸く、調和がとれ、輝きを持っていた。そしてまたピアノでも合唱の表現はフレキシブルであった。-常に大波がこの巨大なアンサンブルを流れていた。
演奏会は大成功で、団員によると「1時間40分立ちつくして、せいいっぱい演奏しましたが、それをコトリとした音も立てずに聴き入る聴衆のレベルもすごかったです。そして終わった後の長い(10~15秒の)、時が止まったような静けさにも感動しました。」とのこと。この素晴らしい経験は私たちのこれからの演奏活動の大きな糧になることでしょう。